お客さまの視点から品質を保証し、製品の開発(設計を含む)、製造、販売、サービスの各段階で安全かつ適正な品質の製品が提供できるように、日清製粉グループ各社では、一連の管理活動の基本的事項を「製品安全管理規程」に定めています。具体的には、グループ各社でのセイフティレビューの実施、QEセンターでの安全性確認審査・購買管理・苦情処理・教育・記録保存・PL監査・推進委員会の設置などを定めています。
セイフティレビュー
製品の開発にあたり、製品安全や環境上の問題はないか、生産ラインで設計通り実現できるかを確認するために、セイフティレビューを実施します。
●開発過程
開発部署で起案されたプロトタイプの作成後、食品としての危害を分析・評価できる専門知識をもった技術者が集まり、セイフティレビュー会議を開催して確認します。ここで確認した新規原材料・包装資材・新製品などの採用可否を、個別にQEセンターに申請し認可を受ける必要があります。
●製造過程
生産する製品が、製造標準を基に製造ラインで設計された品質を実現できているかを確認し、生産を開始します。
●生産開始後
生産開始後3カ月~1年に、製品安全や環境上の問題はないか、製品が生産ライン上でも、設計段階で求められた性能を有しているかについて再度セイフティレビューを行います。
安全性の審査
QEセンターでは、グループ各社が使用する原料・包材・製品などを対象に安全性に関する審査や、グループ各社・協力工場の製造環境に関するモニタリング、農薬・遺伝子組換えやアレルゲンなどの安全に関わる分析をしています。農薬分析では、2003年12月に食品メーカーとしては国内で初めてISO17025の認定を取得しました。 その後認定範囲を拡大し、厚生労働省により通知されたGC/MSによる農薬等の一斉試験法を用いた試験でも認定され、本試験法では国内認定第一号となりました。その分析値は日本だけでなく世界でも通用します。 また中国における原材料供給は、産地情報の把握と現地生産者に対する生産過程の指導管理等が重要です。中国山東省煙台に株式会社ニチレイと設立した、錦築食品研究開発有限公司は2006年5月に業務を開始し、現地で必要な分析検査をし、製品の安全チェックをより速く、確実に実施しています。
微生物分析 |
残留農薬分析 |
製造環境モニタリング |
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PL監査の強化
製品が品質設計・製造・品質管理を経て出荷されるまで、各段階の製品安全対策適合状況についてはPL(製造物責任)監査を実施しています。2006年度はグループ各社(本社・工場)、協力工場110カ所で実施しました。監査は製品安全性の観点から製品安全対策を評価し、管理状況を点数化します。管理レベルが低く基準点に達しなかった場合は、製造を中止する仕組みです。 また、製品安全管理活動が適正に行われていることを確認するため、当社グループと利害関係のない外部専門家による監査も実施し、世の中の水準とも比較しています。グループ各社では5S活動・苦情再発防止対策・ゾーニングの推進・第三者による品質保証活動の検証やCCP(Critical Control Point)管理によって点数が上がってきています。
トレーサビリティ
製品の原材料などの情報を正確に把握するためにトレーサビリティシステムを導入しています。 万一原材料や製造工程で問題が判明した場合に、より確実に製品の範囲と出荷先の特定ができるように、包装日だけでなく時間帯や時刻印字によってロットを細分化しています。迅速性と信頼性を高めるために情報の電子化も進めています。
製品の原材料などの情報を正確に把握するためにトレーサビリティシステムを導入しています。 万一原材料や製造工程で問題が判明した場合に、より確実に製品の範囲と出荷先の特定ができるように、包装日だけでなく時間帯や時刻印字によってロットを細分化しています。迅速性と信頼性を高めるために情報の電子化も進めています。
PL監査点数推移(製粉、フーズ、ファルマ3社計)






