日清製粉グループ体験記 2008
体験記全貌 日清製粉グループの魅力 体験後記
  日清製粉グループの仕事を体験してみよう  
 

私達10人のインターンシップ生は、2グループに分かれて、日清製粉グループ本社、日清製粉、日清フーズの3社で業務を体験しました。実際に働く社員の方のお話を伺い、業務を疑似体験するという、貴重な経験ができました。

日清製粉グループ本社は、日清製粉や日清フーズと違い、商品を生産しないし、私たちの生活に直接関わりを持ちません。そのため、グループ本社がどのようなものであるか、私たちインターンシップ生も始めの頃は知りませんでした。
日清製粉グループ本社では、「法務部」「人事部」「財務部」「経理部」の4部署でお話を伺うとともに、課題という形で業務の一端を実際に体験しました。

特に印象に残ったのは、人事部での「魅力的な会社説明会とは?」というテーマのグループワークでした。インターンシップ生として、初めてのグループワークであったため、時間内に話を進めるのに苦労しました。
法務部では、一見法務とは関係ないような業務にまで関わっており、その裾野は全部署の中でも一番広範囲に及んでいます。しかし、その業務を少人数でこなしているのに驚くと同時に’かっこいい‘という憧れを抱きました。
経理部は一見地味であるけれど、経理がなくては会社が回らないと言われるほど責任が一番重く、グループ本社の部署の中でも一番不可欠な部署だと思いました。そして、その責任は内部に対するだけでなく、株主などの外部にも向けられています。そのプレッシャーに打ち勝ちながら、仕事をこなす経理部の方々の印象はザ・プロフェッショナルでした。
財務部の方々は、グループ本社の未来を見据えながら、絶対に安全な資産に投資を行います。そのような意味で、財務部の人は先見の明がある方ばかりという印象を受けました。

初めは、グループ本社の業務が何であるのか分からない状態でしたが、その役割とは、事業会社の業務がスムーズに行える様にするサポート役であり、言わば’縁の下の力持ち‘であるとインターンシップを通して感じました。


日清製粉では、ソリューションセンター、品質保証部、業務本部の3部門を訪問し、鶴見工場の見学にも行きました。
ソリューションセンターでは「『創・食Club』の新しいコンテンツを提案する」というグループワークを行いました。この『創・食Club』はパン屋さんなど専門店で働く人に向けたwebサイトで、私達一般の消費者は通常見る機会はありません。インターンシップならではの体験となりました。業務本部では、経営計画の立案や海外業務の展開についてのお話を伺いました。「単に小麦を製造・販売しているだけでなく、食文化の普及を図ることで、業務の拡大を目指す」という日清製粉の方々の話はとても印象的でした。鶴見工場ではインターンシップ生全員がヘルメットに白衣姿で工場内を見学しました。安全管理の徹底された現場を実際に目にし、製品安全管理の大切さと、そこで働く製粉の方々の仕事への熱意を実感しました。

工場見学

日清フーズでは、開発センターの商品開発室に訪問しました。商品開発部では、商品の企画から店頭で売られるまでの過程を学びました。さらに、「新しい常温家庭用商品を提案する」というテーマで、2日間にわたりグループワークを行いました。コンセプト決めから、パッケージの提案までを行い、最後に社員の方々に向けてプレゼンテーションを行いました。議論を交わし1つの意見をまとめることの難しさを改めて感じた2日間でした。実際にお店に並んでいる商品がこれほどまでの多くの時間と労力が費やされた結晶であるのだと感じ、今までとモノに対する見方が変わりました。

打ち合わせ

最終日には、2週間にわたるインターンシップの総括として、プレゼンテーションを行いました。これまでインターンシップに携わって頂いた多数の社員の方々に向けて、学習と成長の成果を発表しました。これ以上ない緊張と気迫に包まれたプレゼンテーションでしたが、グループごとの特色が出ていて、非常に面白いものでした。
初めて「働く」ということを意識したこの2週間は、私達にとって忘れられないものとなりました。

 
グループ3社の機能とは?

私たちがインターンシップ体験から学んだ、日清製粉グループの事業内容をご紹介します。
日清製粉
私たち消費者の多くが日清製粉グループと聞いてイメージする『フラワー』(小麦粉)、『マ・マ−』(パスタ、パスタソースなど)は、実はこの日清フーズの商品です。3社の中では消費者との距離が最も近いといえます。ニーズの変化の早い私たち消費者を専門メインターゲットとしているだけに、スピード感を持って常に新しい価値を生み出しています。その商品サイクルは、半年に1回新商品を出すという速さです。その商品開発においては「消費者視点」「しなやかな発想」を大事にしており、本当に消費者が望んでいるものを日々追求しています。この視点を持っていたからこそ生まれた商品が『マ・マー レンジにおまかせスパゲティ』。それまでは存在しなかった、レンジで茹でるという調理法に適したパスタを消費者に提案して、大いに注目を浴びています。このような商品を通して、幸せな食卓を生み出そうとする考え方も日清フーズの大切な要素のひとつです。海外展開も積極的で、アジアを中心に生産・現地販売をしており、アメリカにはパスタ生産工場があります。 小麦粉の製造・販売を行っているのが日清製粉です。製パン・製菓・製麺会社といった二次加工品メーカーが主なお客様です。企業向けのため、あまり馴染みはないものの、実は私たちの生活にとても身近な食品に利用されているのです。
業界シェアはNO.1で、日清製粉最大の鶴見工場では、日本の小麦粉の10分の1を生産しています。「日本人の食生活を支えている」という意識から徹底した品質管理がなされ、工場内は塵一つないほど清潔です。ISO22000の認証を国内12の製粉工場で取得するなど、安全に商品を提供するための取り組みも主体的に行っています。
また会員制コミュニケーションクラブ「創・食Club」を開設し、専門スタッフとwebサイトできめ細かく対応しています。レシピ開発や店舗展開など役立つ情報を提供し、安心とサービスという付加価値をつけながら小麦粉を提供しています。
日清フーズイメージ写真 日清製粉イメージ写真  
 
日清製粉グループ本社  
純粋持株会社として、グループの中枢機能を果たしているのがグループ本社です。これまでに紹介してきた日清フーズや日清製粉の事業をサポートし、かつマネジメントすることを主な業務としています。その機能には以下の5つが挙げられます。  
1. Strategy:

グループ全体の戦略立案・決定・遂行と、そのための経営資源の配分

2. Support:

人事・法務・財務・経理など各分野の高度な専門性を発揮してグループ各社をサポートする

3. Conformity:

国際化・情報化などグループ共通課題や、環境管理・品質保証などの社会的課題への対応を行うことにより、社会と時代への適合を図る

日清製粉グループ本社社屋
4. Communication:

広報、広告宣伝、IR活動などを通じて社内外に情報を発信する

5. Management:

各社の活動が株主と社会の期待にそっているか、持ち株会社、株式公開会社として監査・監督を行うグループ本社は、このような機能によってグループ全体を統括し、各社がそれぞれの事業に専念しやすい環境を生み出しています。