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日清ファルマ株式会社 取締役社長 白神 俊典

「健康」マーケットは今後も拡大していく。

私たち日清ファルマは、健康食品事業を中心に、医薬品分野も含めた「人々の健康と生活を守り、支える」領域でビジネスを展開している企業です。
多くの産業にとって、日本のマーケットは既に飽和状態、あるいは縮小傾向にあるというのが、昨今の常識となってきました。しかし、私たちが手がける健康食品や医薬品の市場だけは、数少ない例外といえます。ますます高齢化が進み、生活習慣病の問題も深刻さを増す現代日本において、人々の「健康」に対する関心は高まり続けています。私たちが向き合うマーケットは今後も拡大していくことは間違いありません。
その証拠に、大手食品メーカーや製薬メーカーなどが競って健康食品事業に進出している現状があります。私たちにとっては、ライバルが増えてきたことになりますが、マーケット全体が活性化することは大歓迎です。一方、消費者庁の創設など、行政による健康食品業界の安全に対する監視の目も厳しくなってきました。これも、日清製粉グループの一員として、長年「安心・安全」を理念とし、より厳しい安全基準が求められる医薬品を出発点としている当社にとっては「追い風」と考えています。健康食品業界の「過渡期」にあたる今後、高度な開発力と厳格な品質管理体制を持たない企業は淘汰されていくでしょう。

充実した研究・開発体制で「先見性」を発揮。

取締役社長 白神 俊典

私たちは、常に時代の流れ、消費者のニーズを敏感に捉えた数々の製品を市場に送り出してきました。中でも、『コエンザイムQ10』は世界に先駆けて工業化に成功し、その後一大ブームを巻き起こしました。他にも、ビタミンEの合成技術の開発、日本で初めて胚芽油のカプセル食品を発売するなど、先見性を発揮しています。また、医薬品や健康食品に欠かせない「ソフトカプセル」の製造技術、油のような脂溶性素材を水に溶かす水溶化技術はトップレベルだと自負しています。
こうした実績を築けた背景には、充実した研究・開発体制があります。当社の「健康科学研究所」を拠点に、静岡県立大学に創設した寄附講座では産学協同により健康食品の素材探索に取り組んでいます。さらに、健康食品と並び当社が注力している事業分野、医薬品の原薬の製造では、生産設備機械メーカーなどと提携し、「産産協同」のビジネスも推進中です。

素材探索から製品化まで手がけられる醍醐味。

取締役社長 白神 俊典

日清ファルマは、素材の探索や製品の開発から製造、販売までを自社で一貫して手がけているメーカーです。これは、社員の立場からすると、自分で新たな素材を見つけ出したり、製品開発に携わったり、製造現場を体験できたり、マーケティングや販売まで手がけたりと、「モノづくり」のあらゆるプロセスに関われるということです。ジョブローテーションを組み、いろいろな経験を積んでもらいます。製品を市場に出すまでには長い時間がかかりますが、それをやり抜いたときの喜びや達成感は絶大です。健康食品は、医薬品の新薬などに比べれば開発期間が短いため、その醍醐味を何度も味わえる可能性もあります。
日清ファルマには、若手の声や力を活かす社風があります。素材探索や開発においては、年齢や経験は関係ありません。感性やアイデアが重要です。食品として食べたことのあるものの中から、「素材」になる成分や物質を見つけ出し、サプリメントなどの製品にする。とてもクリエイティブな仕事です。安全性や品質に対しては愚直なほどに真面目でありながら、自由な発想で積極的に発信し合うのが私たちのカルチャーです。時代の一歩先を見据え、ぜひ、次代の「コエンザイムQ10」を一緒に創造していきましょう。

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